きらきらアニマル

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最近、ヒョウ柄
プチマイブームです。

ヒョウ(アニマル)柄マイブームは
約30年前にもありました。

この時は日本のファッション業界での
流行りでもあり、
ヒョウ柄とはオシャレでイケてるものでした。

その後ブームは去り、
ヒョウ柄の服の流通は減少しました。

それでも一部の
根強いヒョウ柄ファンは、どこで買うのか
ヒョウ柄の服を個性的に着こなしていました。

個性的と言ったのは、
そういう人達はヒョウ柄と言うより、
ヒョウを着ている
と言った方が当てはまるからです。

胸にヒョウの顔が大きくプリントされたシャツ。

背中のプリントは横たわるヒョウ。

大胆な絵柄に加え、
明るく派手な色使い。

こういったファッションは、
代表格で《関西のオバチャン》の格好として
知られています。

この様なファッションを着こなすには
年季が必要です。

厳しいサバンナの中で獲物を狩っている
ヒョウには、たくましさが有ります。
獣の迫力に負けている内は、
ヒョウは着こなせません。

オバチャン達は
ヒョウの絵柄に恐怖は持ちません。

野性の生命力、そこから醸し出される美
それを無意識の内に理解し、
エネルギーを感じるので
むしろ、元気が出るのです。
精彩よみがえるわけです。

「あら、きれい~」と、
無邪気に思える人が着こなせる服なのです。

だから、邪心や威嚇の気持ちから
虎の威を借る狐の如くヒョウ柄
身にまとう人達からは、
何とも下品な雰囲気があります。
ズルい獣臭さが出てしまうのです。

又、ベテラン女性は
きらきらした物が好きです。

若い時も女性は
きらきらが好きですが、
若い時に欲しているのは虚飾です。
大人・お姫様への憧れとも言えます。
要は背伸びです。

ただベテラン女性においては、
きらきらは生活必需品。
命につながるモノです。

どういう意味かと言うと例えば
きらきらした服は、
その光の反射を自身が浴びる事によって
しぼんで、くすんだ細胞が
イキイキしてくる感覚を覚えるからです。

それから、きらきらした雑貨・小物類は
やはり目から入って来る美しさが、
少しの事には動じなくなった心に
トキメキをもたらすのです。

かつて自分に有った野性味と輝き。
その精彩を欠いた今、
ヒョウ柄ときらきらは
生気を与えてくれるサプリメント
活力を与えてくれる命の水なのです。

心にいつもミラーボールを!

……それでは今日はこの辺で。
またお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:バナナラマ『ヴィーナス』

小説『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
https://natsunomahiru.hatenablog.com