化粧に騙されるな!

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《お化粧で騙される》
なんて言うと、
美人と思って付き合った女性が
化粧を落としたらブスだった。
という話を直ぐに想像するでしょ。

それで、ひと昔前は
「女性は化粧して騙してる」
なんていう悪口を、
特に男性が言ったものですよ。

だけど、化粧で
素顔と丸で違う美人に出来る女性とは、
加工技術が優れており、
手間隙かける事を惜しまない努力家と言えます。

それなのに、
「化粧を取ったらブスだった」
なんて文句を言う様な男は
大した男じゃない。

良いじゃないですか、
お化粧して美人になるなら!

大抵の人は化粧しても、
《それなりに美しく》なるだけですから。

解ってない男に言っておくけど、
女性が化粧をするのは
《自分自身の為》です!

《好きな人に良く思われたくて》
だから美しくする。
だから相手の為でしょ……と、思っていませんか?

☝チッチッチッチッチ✨
そりゃ違うぜベイビー!

《相手が喜ぶ事で自分が満足するから》です。

自己満足の為のお化粧だから、
他人から見ると「やり過ぎじゃない?」
という事があっても、
本人は良いと思っているので平気です。

又、
「スッピンじゃ恥ずかしいからメイクする」
というのも、
化粧無しの冴えない顔を
本来の自分の顔だと
他人に思われたく無いという
プライドです。

だから女性は、
好きでもない相手と会う時でも
化粧をするのです。
(独りで家にいる時にメイクしているのも同じ理由です)

顔、体は自分が生きる為に有る。
だから私は、
整形したい人はすれば良いと思います。
気持ちが前向きになるなら良いじゃないですか。

ところで、化粧の事では
女性ばかりが揶揄されてきたけれど、
21世紀に入ってから
一般男性も自身の見た目への意識が
強くなっていった気がします。

メイクをしないまでも
眉を整え茶髪にするのは
大きくみれば《加工》という区分になるわけで、
そうなると化粧と同じです。

それで、今一番の
お化粧男子といえば
我らがアイドルのMatt 様ですよね。

 私的には、最近Matt 様が
 たくさんTV出演されて嬉しい❤
 CM 出演も嬉しい❤
 「おやおやこここ🎵」

それはさておき、
Matt 様の化粧で
素晴らしいのは基礎化粧。

肌のお手入れに気がまわるとは、
美意識が成熟している。

巨匠ミケランジェロ作の
ダビデ像》は
究極の男性美でした。

しかし、
Matt 様登場によって
男性美がアップデートされました。

そしてダビデ像は、
旧来の男性美の象徴となったのです。

80年代に
メイクしたボーイジョージが登場しても、
90年代の
ビジュアルバンドの若い美形男子を見ても、
私はさして " その美 " に感動しなかった。

それは恐らく、そのメイクが
女性の化粧のマネだったからでしょう。

それに対してMatt 様の化粧は
美肌という人間美なので、
理屈なく感動するのでしょう。

ヘアスタイルも
究極のシンプル美で、洗練されている。
ファッションは
メンズフォーマルで、
美肌が男性美を際立たせている。
そして、
品が有るけど嫌味が無い。

そしてMatt 様といえば、
アプリで加工したインスタ写真が評判。
本当の意味で《加工》の達人でしたね。

ところで、私も化粧はします。
それで私の場合
化粧をした顔が公式フェイスです。
だから、化粧をしてない顔は
《変装》しているのです。

…………話に付いてきて頂けてますか?

要するに、
昭和のキャラクターバンドの草分け
聖飢魔II》のボーカル、デーモン閣下
自分のメイクした顔を
(閣下はメイクとは言わないけど)
「これが本当の我が輩の顔である」と
言い張っているのと
(閣下的には言い張っては無い)、
やや近い主張です。

それで、私は
メイクの有りと無しでは、
ヒトは私を同一人物と
認識してないのでは無いかと思っていました。

ですが、
最近ようやく気付き始めたのは、
私は、化粧をしても
加工技術力が凡庸な為、
《それなりに》
の仕上がりにしかなってないという事。

私は、メイクをした自分の顔は
スッピンと比べれば
月とスッピン……じゃなくて、
月とすっぽんだと過大評価していた様です。

オーマイガッ!!

化粧した私の顔に騙されていたのは、
実は私なのでした!!!💋

……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:忌野清志郎坂本龍一『い・け・な・いルージュマジック』

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小説『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
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80年代のヨコハマを舞台にした物語🚢