サンタクロースの存在にけりを付けて

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12月、師走といえば?
多くの人が連想するのがクリスマス。

そして、その中でも伝説的お話しは
『サンタクロースがクリスマスイブに
 良い子達にプレゼントを配る』
というものではないでしょうか。

これには『赤鼻のトナカイ』という
スピンオフが有るくらいないで、
もしかしたら、
クリスマスがイエス・キリストの誕生日
という事よりも、
サンタクロースの方が
認知度が高いかも知れません。

子供時代の夢の世界
とでもいうのでしょうか?
「○才迄
サンタクロースを信じていた」
という話を知人達から聞いた事があります。

勉強が出来る秀才でも(?)
無邪気で純真な心の持ち主だったからか
小学生の高学年迄「信じていた」
という人もいます。

大人では
「サンタクロースがくれたよ」と言って
プレゼントを贈る親もいますよね。
子供に夢を……という事なのでしょうか?

私は、そんな風に
クリスマスプレゼントを貰った事は無く、
だからというワケでは無いですが
サンタクロースを信じていたという記憶は
一切ありません。

子供の考察で、
「一夜にして
世界中の良い子達にプレゼントを配るなんて、
時差を考えても物理的に有り得ない」
と、結論を出していました。

ところで、
最近サンタクロースの事を
《サンタさん》と言う人がいますね。
幼い子には《サンタクロース》じゃ長くて
難しいと思っての事からでしょうか?
それとも親しみを持って?

話の前後から推察し、
《サンタさん》が
《サンタクロース》とわかりますが、
突然「サンタさんが……」と言われたら
「えっ?三太さん?」と、
私なんて思ってしまいます……。

話を戻しますが、
子供の頃からサンタクロースを
全く信じていなかった私ですが、
その後聴いた
ジャクソン5の
『ママがサンタにキスをした』とか、
ユーミン
恋人がサンタクロース』という
サンタクロースの正体ネタバレソング
(いやはや元も子もない言い方ですが)で、
「やっぱり結局
本物のサンタクロースはいないんだから
信じていた分、傷つくのでは?
子供に夢を持たせるコレって、
子供の為になるの?大人の自己満足じゃない?」
と思いました。

サンタクロースのモデルは
《セント(聖)ニコラス》という
大昔の聖職者だしね。

「当然だけど、サンタクロースは
現実には、いない、いない」
私に限らず、これは大人の結論ですよね。

普通じゃあり得ないですからね。
トナカイにソリをひかせて空を飛び、
一夜にして(時差は有るけど)
世界中の良い子にプレゼントを配るなんて、
物理的に絶っ~体にムリ!

そんな飛行、UFOじゃあるまいし……。

……エっ、UFO?

そっ、それなら辻褄が合っちゃいますよ!

そっ、それに未確認生物が
サンタクロースだったら……。

そっ、そうなると私は
《サンタクロース実在します派》に
変わるかも知れません!!!

サンタクロースのお話しで
「プレゼントを貰うお礼に、
ベッドサイドのテーブルに
ミルクとクッキーを用意して置く」
というのがあります。

ミルクとクッキーが食べられていたら
サンタクロースがやって来た証拠だという訳です。

でもチョットおかしくないでしょうか?

最近、
子供の頃サンタクロースを信じていたという
アラサーの女性から話を聞いたのですが、
彼女は「ビールを置いていた」そうです。

彼女のサンタクロースは、
きっとお父さんだったからですね。
納得です。
お父さんはミルクとクッキーよりも、
ビールの方が良いでしょう。

だから上述した様に、
サンタクロース……お父さん等……に
《ミルクとクッキー?》と思うワケです。

お酒で無いまでも
お水とか、
食べ物もナッツだって良いと思います。

では何故、
《ミルクとクッキー》か?
これは大人では無く、どちらかと言うと
子供が好きな物です。
栄養がありますし。
或いは又、
こういう食べ物が珍しいと思う人なら
大喜びです。

そうすると
地球外生物にとって
美味しくて栄養も有る珍しい食べ物でしょうから、
とても嬉しい物ですよね。

う~ん……こうなると、
大槻教授と韮沢氏に討論してもらいたくなります。

空飛ぶサンタクロースがナニモノかはさて置き、
クリスマスの精神も考慮すると、
サンタクロースとは
良い子にプレゼントを配る人という定義が
誤りの様な気がします。

サンタクロースとは、
他者に愛有る言動をした人達の事ではないでしょうか?

そうすると、
サンタクロースの代行者達……つまり
家族や知人達こそ、ホンモノの
サンタクロースだった事となる様です。

別の言い方をすると、
一緒にクリスマスを過ごしたい人
それが自分にとってのサンタクロースで、
又、自分がその人のサンタクロースになれる
のかも知れません。

さて、
サンタクロースの存在が見えたら
今年の総決算!
ぐずぐずせずに色々片付けなくっちゃ。

スッキリして、新年を迎えたいですからね。

あー、もしかしたら大晦日の夜、
笠地蔵がやって来てくれるかも知れません……。
笠地蔵のお話しと歩くモアイ像は関連が有るのでしょうか?
それは又、別の機会に。

……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:エルヴィス・プレスリーブルークリスマス

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小説『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
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