流星と七夕の願い事

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もうすぐ7月7日、七夕ですね。

10月10日、元々の体育の日は

「晴れの得意日」と言われていて、

ほぼ毎年その日は晴天でした。

七夕はどうでしょう?

高校生の時、同級生と七夕の話をしていたら

「七夕って雨が多いんだよね」と友人が言った。

それを聞いて私は

『そうなんだ……そういえば、そうかも』

と思ったと同時に、

毎年の天気を記憶しているほど

この友人は七夕に対して思い入れを持っているのか

と思った。

短冊に願い事を書いて笹の葉に吊るす

というカワイイ事をしている

又は意識しているヒトで、

『可愛い気持ちを持っているんだな』

と思った。

 

私の記憶では、私が七夕をしたのは

幼稚園のイベントか何かだったと思う。

クリスマスと違って七夕は、

マスコミでも余り話題になら無い。

当日又は前日のTVの天気予報で

取り上げられる位かなという感じだった。

七夕祭りのある仙台や東京 阿佐ヶ谷等は

また別だと思うけど、

当時の私の生活の中に七夕イベントは無かった。

だがその後

私の行動範囲が広がった事もあるのか、

外出した先で

“ 短冊に願い事を書いて、笹に飾りませんか? ”イベントに

何度か遭遇した。

 

先日、吉祥寺のカレルチャペックへ行った際

このイベントをやっていた。

水だし紅茶(写真参照)を買いに行ったのだが、

お店に入って左側にそのイベントコーナーがあった。

他のお客さん達は商品選びをしていて、

その一角は空いていた。

私は好きな色の短冊を選び、

願い事を書き、

こよりで笹にササッと(ダジャレじゃ無いです)結びました。

短冊は既にまあまあの数が飾られていたので

その中に紛れ込ませました。

なんせ、まあまあ本気のお願い事を書いたので……。

 

それで思ったんだけれども、

『可愛い』と思った同級生は

『 願い事が出来る行事を逃さないしっかり者』だったのだ

という考えに変わった。

当時、のほほんとしていた私に、

必死の願い事は無かった。

だから、お願い事の出来る七夕を

見逃していたのかもしれない。

 

遠い昔の記憶だが、七夕の効能(?)というか、

願い事は

『字が上手くなります様に』とか

『裁縫が上手になります様に』といものを

お願いするのだと聞いた様な気がしますが……。

 

でもやっぱり

“ひたむきなお願い” は

野心であっても

『可愛い』と思う。

 

…………ここで、私のお勧め、私の好きな《星》の名曲の歌詞をご紹介します。

   ご存知無い方は是非一度、お聴きください。泣けるかも……。

   歌声もスゴく良い。

 


『流星(りゅうせい)』


たとえば僕が間違っていても

正直だった悲しさがあるから

…………流れて行く。

静けさに優る強さは無くて

言葉の中では何を待てば良い

…………流れて行く。

確かな事など何も無く

ただ、ひたすらに君が好き

夢はまぶしく、木もれび透かす

少女の黒髪もどかしく

君の欲しいものは何ですか

君の欲しいものは何ですか

 

さりげない日々に、つまづいた僕は

星を数える男になったよ

…………流れて行く。

遠い人からの誘いはあでやかで

だけど、訪ねさ迷う風にも

乗り遅れ

…………流れて行く。

心をどこか忘れ物

ただそれだけで、つまはじき

幸せだとは言わないが、

不幸ぶるのはガラじゃ無い。

君の欲しいものは何ですか

君の欲しいものは何ですか

 

流れる星は今がきれいで

ただそれだけに悲しくて

流れる星はかすかに消える

思いでなんか残さないで

君の欲しいものは何ですか

 

僕の欲しかったものは何ですか

 

……それでは今日はこのへんで。

またブログでお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:吉田拓郎『流星』

 

ご意見、ご感想をお寄せください。

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夏の真昼 著 小説

『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』

https://natsunomahiru.hatenablog.com

横浜を舞台にした物語。

是非一度お読みください✨