マーク・トゥエインの冒険人生

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マークトゥエインは、
小説『トムソーヤの冒険』や
ハックルベリー・フィンの冒険
を書いたアメリカの作家だ。

『トムソーヤの冒険』は
TVアニメもやっていて(何十年前?)、
登場人物のトムもハックも
イメージ通りのイラストと声で
子供も大人も楽しめる。
もしレンタルDVDがあれば
借りる価値有りです。
親子でこの夏楽しめます。
(もちろん一人でも)
アニメのストーリーは、
原作の『トムソーヤの冒険』と
ハックルベリー・フィンの冒険
の物語が一緒になってます。

物語の時代は作者の幼少時代。
マークトゥエインは1835年生まれだから
1845~50年頃の時代背景?
ミシシッピリバーに蒸気船の時代。

マークトゥエインは子供の頃、
蒸気船に憧れていた。
青年になり船乗りとなり、
船長を目指した。
船乗りの仕事は色々有り、
船長になる迄には段階毎の
任務がある。

平々(ぺーぺー)から段々昇進していけば
仕事も責任を伴う重要なものとなる。
当時船乗りの仕事に、
航路の川の水深を測る仕事があった。
川の深さが充分で無ければ、
船は進めないし、座礁の恐れもある。
だから、この仕事は責任重大である。
マークトゥエインは
この仕事を任される様になった時、
大変嬉しかったそうだ。

トゥエインとは昔の英語で
数字の2、今のtwoの事だ。
マーク2とは、
川の深さを測った時に
マーク2あれば、
船がギリギリ通れる深さが有る事を意味する数字だ。

マークトゥエインは、
確か船長に成らなかった。
その前に船の仕事を辞め、西に向かった。
当時は西部開拓時第。
アメリカでは
「若者よ西へ行け!」
の時代。
マークトゥエインも親戚たちと西へ移住した。
旅には相当の日数と危険が伴う。
マークトゥエイン達も例外では無い。
新天地に着いた後とで開拓苦労は有る。
当時のマークトゥエインの人生は、
勇気を持って進んで行かざるをえない
冒険人生だった。
作家となった時に、
その半生を振り返り、
自身が人生をギリギリ
なんとか渡って来た事になぞらえて、
マークトゥエインと名付けたそうだ。

マークトゥエインが作家になったのは、
結婚して娘もいた頃だった。
子供は3人位いた筈だが、
2人が幼くして病で無くなっている。
新天地で親戚達と商売をして成功も得た様だが、
作家として有名になった後、
政治の世界へ進出して、
金銭的にも随分苦労があった様だ。

マークトゥエインの人生後半も
波瀾万丈であった。


……さて、今日はこのへんで……なのだが、
その前に、本日のBGMにしたい曲の歌詞も紹介しておきたい。

『誰よりも遠くへ』

お前なら行けるさトム、誰よりも遠くへ
地平線の彼方で待っている
素晴らしい冒険が
そうさ、辛い時も顔を空に向けろ
忘れた夢が見えるよ
自由な獣みたいに走ろうぜ

オレ達の胸にはトム、流れてるミシシッピ
のんびりと陽気に元気良く
オレ達も歩こうぜ
そうさ、男の子は回り道をしても
夢の海へ着けば良い
重たい靴など脱いで生きようぜ

そうさ、辛い時も顔を空に向けろ
忘れた夢も見えるよ
自由な獣みたいに走ろうぜ


……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会いしましょう✨
   夏の真昼

本日のBGM:アニメ「トムソーヤの冒険」オープニング主題歌『誰よりも遠くへ』
作詞:山川啓介 作曲:服部克久

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夏の真昼 著 小説
『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
https://natsunomahiru.hatenablog.com

是非一度お読みください。