泣く事が出来たら一歩前進出来た証拠

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心が傷ついた時、
人は早くそれを忘れようとする。
他の事を考えたり
何かを夢中でやる事で
頭の中から悲しい記憶を消そうとする。

でも、こういう状態の時は
まだ無理をしている。
悲しみにフタをしている。
自分の感情をごまかしていて
悲しむ事すら出来ていない状態。

悲しみ(傷)が深いと、
自分の気持ちをごまかす時間も長くなる。
それは数時間かもしれないが、
数日、数ヶ月あるいは何年間も続くかもしれない。
もしも涙が出るのなら、
無理に我慢しない方が良い。
ようやく泣く余裕が出来たのだから。

泣く事が出来たら、
一歩前進出来た証拠。

何ヵ月も何年経っても忘れられない
何時も涙が出てしまう悲しい記憶。
無理に忘れる必要は無い。
だって悲しいんだから。

悲しみには二種類有る。
思い出に出来る悲しみと、そうで無いもの。
思い出に出来る悲しみなら、
大切な思い出にすれば良い。

そうで無い悲しみは、
しっかり怒りに昇華した方が良い。
怒りは正しい方法で解消していけるから。

悲しみに支配されていると
忘れてしまっているのだが、
悲しみを抱えていても、人は幸せに成れる。


……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会いしましょう✨
   夏の真昼

本日のBGM:アンルイス『WOMAN』

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夏の真昼 著 小説
『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
https://natsunomahiru.hatenablog.com

横浜を舞台にした物語。
ある家の庭に起きた変化と意外な事件との繋がりとは!?
是非一度お読み下さい。