夏の真昼

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こんにちは、夏の真昼です。

ペンネーム " 夏の真昼 " の由来ですが

私が生まれたのが夏で、お昼だったからです。

自分の本名、特に下の名前が凄く好きという人は少数だと思います。

「こんな平凡な名前じゃない方が良かった」とか

「自分のイメージと違う」という風に感じているからではないでしょうか?

では、自分にはどういう名前がピッタリなのか?

憧れの人の名前、好きな漢字を取り入れたいということで、

自分の理想や好みを出したとしたら、それはそれで

現実とのギャップやナルシストぶりが露見して、

こっ恥ずかしい事ではないか?

驚くような名前でも、

「親(自分以外の人)につけられたから」ということで、

他人への(自分にも)方便にできる。

ペットにゴージャス(?)な名前をつける心理は、子供につけるよりは

認知されている。

例えば “ シャネル ” という名前をペットにつけているとする。

シャネルと聞けば、有名ブランドのシャネルと結び付いて

飼い主は高級好みなのかなと想像してしまう。

そしてペットも、お高い犬か猫というイメージ。

たとえ値段は高くても、イグアナや錦鯉につけた名前だとは

あまりイメージしない。

もし子供にシャネルとつけたなら、

インターナショナルスクールにでも通わせなければと

思ってしまう。

 

名前にはイメージがつきまとう。

シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』の中で、

ジュリエットが

「バラは他のどんな名前で呼ばれても、その香りは同じ」

というセリフを言う。

でも、もしも、雑巾草という名前にしたらどうだろう、

確かにバラは香りを変えなくても、

 人はどう感じるか?

まあ、ジュリエットはそういう意味で言った訳じゃ無いけれどね。

 

“ イヌフグリ ” という植物がある。

フグリ ” の意味を知ったなら、

「何という名前をつけたのか!」と思うでしょう。

人前で呼びづらい名前ではないか。

本人(?)にしても不本意なのでは?

日本では人間なら、正当な理由であれば本人の申請で

改名が可能だ。

先日も20代男性が改名した事がニュースで

取り上げられていた。

いわゆるキラキラネーム系の名前で、

本人が生活しづらい事が改名理由だったそう。

約700年前(鎌倉時代)に吉田兼好徒然草の中で

今時(当時)の名前について記述してある。

要約すると

「見せつける様に、人の名前に珍しい漢字を使っている」

という事で、

当て字の為、すんなりとは読めない

昨今のキラキラネーム現象と類似した話なのである。

名前問題、いと深き事なり。。。。

 

……それでは今日はこのへんで。

またブログでお会い致しましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:ゴダイゴ『ビューティフル ネーム』

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☀夏の真昼 著 小説

『フーガ 遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』

https://natsunomahiru.hatenablog.com で

お読み頂けます。是非御一読下さい。