小林克也のチェリーコーク

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コーラだったらペプシ派の私だけど、
スーパーマーケット等で見つけたら買うのが
チェリーコーク🍒
味は、大まかに言うと
ドクターペッパーに似ている。
約30年前、DJの小林克也(敬称略)が
チェリーコークのテレビCMに出ていた。
正確に言うと、
小林克也にそっくりのマペットが出ていた。
声は御本人の声だったので、あの人形は
やはり小林克也でしかない。
とにかく、
思いもよらない組み合わせのCMで
印象に残った。

小林克也は当時、
英語が堪能な事で有名だった。
CMでも流暢に英語を喋っていたと思う。
今では市販の英語教材は豊富だが、
あの頃は今と比べて
教材も高く、英会話教室も多くなかった。
英会話を学びたい人にとって
欲しいリスニングの教材。
しかし、これが当時は少なく、
販売している物は結構な値段だった。
しかも未だ未だカセットテープの時代。
CDが出てからは発展めざましかった。
テープより劣化の心配が無く、
教材にもちゃんとCDがついた。
良い教材が手軽に入手出来る様になると、
リスニング力もさる事ながら
正確な発音が出来る様になる。

今では豊富な英語教材。
でもそれが当たり前で無い時代に
英語を身につけたいと思い、
そしてしっかり身につけた人に対しては
その努力が想像できるので、
頭が下がる。
そういう人達にはリスニングの勉強に
FENを利用したという人もいるようだ。
私も聞いた時代がありました。
FENご存じですか?
そう、あのウルフマンジャックも出ていた
FENですよ。。。。
(このお話は又の機会で……)

学校の英語教師となった方にも
教材不足の中、たゆまぬ努力で
英語を身につけたという先生はおられる。
私が高校生だった時の英語の先生が、
アメリカへ旅行した際の事を
授業で話してくれた事がある。
「This の発音が通じなかったのがショックだった」
という事であった。
This(ディス)……This is a pen.のThis です。
「ディス イズ ア ペン 」は、
昔~し、ドリフの荒井注
「なんだバカやろう」と一緒に流行らせた
ギャグでもあります。
古い話ですが、ご存じでしょうか?

話を戻しますが、
英語の先生のその話を聞いて、
私達生徒も焦った。
『そんなに通じないものなのか?』と。
日本人は真面目である。
発音も一生懸命正確にと、練習する。
勿論これは良い事だ。
ただ、
日本語訛りがあっても良いじゃないか
と、私は思う。
英語と言っても、
ブリティッシュイングリッシュ、
アメリカンイングリッシュや、
オーストラリア、ニュージーランド
カナダ英語もある。
それぞれの国独特の言い回し、単語、
発音の違いもある。
アメリカ内でも“ テキサス訛り ”
というのも聞いたことがある。
香港英語、アジア英語、インド英語、
ヨーロッパ英語……。
その国の訛りが強い英語を喋る人もいる。
グローバルな社会となった今、
日本訛り英語も結構通用する気がしますが?

こちらが英語で喋ったら日本語で返されて
という様に、最近では
上手な日本語を喋る外国の方も
増えてきた様です。
ただ、
日本企業でも世界進出に伴い
外国に支社があると、
電話会議等は英語仕様という会社もある。
だからやっぱり
「英語、必要ですよ」
という事で、仕事帰りや休日に
英会話教室に通うサラリーマンは少なく無い。
子供の習い事でも英会話は上位だ。
子供と違って、
お父さんは既にジャパニーズイングリッシュを
多少身に付けてしまっている。
英会話教室でネイティブの先生から指摘されて
「えっ?それって本当はそんな発音なの?」
と、驚かされる。
しかし、それに臆せず!
文法、単語が適切ならば、堂々と自信を持って
ジャパニーズイングリッシュでも喋った方が良い。

最近、出川イングリッシュという言葉がある。
芸人の出川哲朗(敬称略)がアメリカで
与えられたミッションを、
街の人々に教えてもらいながら
クリアしていく際に話す、
氏独自の英会話力の事だ。
氏に協力してくれた街の人々は
親切でもあるし勘も良いのかもしれないが、
完璧な英語でなくとも、通じるのである。

先に出した英語の先生のエピソードだが、
教壇に立つ程の英語力であるのだから、
文法、単語において間違いは無かったと思う。
それで何故、“ This ” が通じなかったのか?
私はず~っと疑問を持っている。
相手の人は、
前後の単語等で“ This ” を想像できなかったのか?
発音の問題かもしれないが、
その相手の理解力の問題もあるのでは無いか?
発音以外に自分に非が無く、
何度言っても分かろうとせず
横柄な態度でもとる様なヤツには、
「なんだバカやろう」と
荒井注よろしく言ってみよう。
……イヤ、やっぱりそれは止めておこう。
こんな日本語に限って相手に通じてしまうから。

……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会い致しましょう✨
   夏の真昼

本日のBGM:ゴダイゴ『君は恋のチェリー』

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夏の真昼 小説
『フーガ 遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
是非一度お読み下さい。
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https://natsunomahiru.hatenablog.com

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