起立そして始動

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ちょっと不思議な実話を紹介した番組を
以前テレビで観た事がある。

それは外国の、ある老人の話。

その老人は大富豪で
妻と幸せに暮らしていた。
でも随分歳を取ってきて、病気も重く
医者からは余命宣告をされてました。

自分でも
もう命が長くは無いと感じていた老人は、
亡くなる前にやっておきたい事がありました。

それは自分が若かかりし頃に犯した
罪の告白。

その老人は確か強盗等の犯罪をし、
それによって今の財を築いたのでした。

老人は懺悔の念で、自ら警察に出頭。

そして
洗いざらい白状した老人の命は、
間も無く果てる。。。。

筈だったのですが、、、、
何故かその後老人は、病気がみるみる回復し
すっかり健康体になりました。

そして通常に刑罰を受ける事になったのです。

さてこの話、喜劇なのか悲劇なのか?
老人が健康体になったのは、
神様からのご褒美なのかバチなのか?

人生、最後まで何が起こるか分からないものです。

想像もしていなかった事が起こる。
それが今、世界に起こってます。

いまだ収束の見通しが立た無い
新型コロナウイルス

感染への恐怖に
経済危機が追い打ちとなって、
人々は不安になっています。

今後の課題を前に茫然となる感はありますが、
大切な時間をずっと悲嘆にくれているだけで
終わらせるのか?

いや、
どんな状況下でも出来る事は有る!

それが問題への打開案に直結しなくとも、
出来る事をやる。

苦難の時は、取捨選択する好機。
自分にとっての優先順位、
何が大切なのかが良く分かるものです。
それは自分の核となります。
他の人の本質も見えてくるし、
気持ちの整理が出来ます。

それは次のステップへのきっかけになります。

不要なものを捨てて身軽になったら、
モヤが晴れて気分爽快!

頃は江戸末期。
日本中に激震が走る事件が起こった。

それは皆が知る “ペリーの黒船” がやって来た事です。

その時、人々はどうしたか?
幕末の志士達の話は有名です。

侍では無かった一人の男、私の先祖の一人ですが
この人物は何を思い、何をしたか?

男は『黒船を見たい』と思った。
そして横浜にやって来た。

この話を聞いたとき私は、
私の先祖は
志士の様に勇ましかったとか
学者の様なインテリジェンスがあった
ワケでは無いのかと思いましたが、
とても好感を持ちました。

何となく
フロンティア・スピリットを
感じたからです。

その先祖は、
今の神奈川県から差ほど遠く無い
関東地方内から横浜に来たので、
道中も困難では無かったかも知れない。

「ミーハーだなあ」とも思いますが
冒険心も感じ、この話が好きです。

私も多少ミーハーなので、
「ああ、やっぱり私の先祖だな」と思います。
きっと先祖も私を見て、
「ミーハーだなあ、やっぱり我が子孫だな」と
思っているかも知れないです。

私は先祖をミーハーと思うと同時に
「よくぞ横浜に出て来たな」と感心もしています。

今の私を、この先祖はどう思うだろうか?
「お前は今、何をするのか?」と
見ているかも知れない。。。。

気温が上がってきて、
体を動かしやすくなってきました。
シェイプアップの時だ。
脱走のチャンスを虎視眈々と狙うが如し。

こんな時こそ野望を抱け!

どこまでやれるかは、後の話だ。

何時であってもon the road、
人生の《途上》である。

いざ、出陣じゃ!
ヒィ~ハァ~!!

……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:杉真理『Show Goes On』
       浜田省吾『路地裏の少年』
       佐野元春『境界線』
       ビル・ヘイズ
      『デイビークロケット
       浜田省吾『On The Road』
       チャゲ『花暦』 飛鳥『熱風』
       甲斐バンドアウトロー
       エルマー・バーンスタイン
      『大脱走マーチ』

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小説
『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
https://natsunomahiru.hatenablog.com