2020年の冒険者たち

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2020年
新たな年が明け、
皆は何処で何をしているのでしょう。

今年は子年
干支の一番目の年で
元号が令和と改まってから
初めての新年なので
何だかより真っさらな始まりな感じで
気持ちが良いです。

ネズミといえば
世界的な有名キャラクターMMがいますね。

あのネズミーランド……あ、いや
ディズニーランドでも会える
ミッキー・マウスです。

私は子供の頃、
トッポジージョという
ネズミのキャラクターが好きでした。

私の好きなアニメ映画に
レミーという名のネズミが登場する
レミーのおいしいレストラン』
というのがあります。

これ以外にもネズミの
キャラクターや話しは色々有りますが、
中学生の時に読んだ小説の一冊に
ネズミが主役の物語がありました。

作者は斎藤惇夫 氏、
本のタイトルは『冒険者たち』

表紙と中の挿し絵は
薮内正幸 氏によるもので、
写実的で且つ可愛らしいイラストが
私は好きでした。

この小説は副題に
《ガンバと十五ひきの仲間》
とありました。

ガンバの冒険』という
アニメの原作になっている様です。

このお話し、タイトルの通り
ネズミのガンバが仲間のネズミ達と一緒に
悪いイタチか何かだったかの動物の集団と
戦う……というものだった様な……。
実は内容、余り覚えてません。

でも、
ネズミという小さな動物が
知恵を絞り、懸命に頑張っている様子に
えらく感動した記憶があります。


以前東京メトロのホームで電車を待っている時、
一匹のネズミが線路上を走って行くのを見掛けました。

何処から何処へ
何故走っていたのか?

単直に言えば生きる為でしょう。

懸命に走る姿は、小説に負けず
ある意味感動がありました。

けれど
ネズミによる被害を考えると、
そんな風に呑気ではいられません。

彼らはたくましいです。

繁殖力も正にネズミ算式です。

人間も負けてはいられません。

何かに挑むにあたり、
一歩踏み出す勇気が必要な事もあります。
そしていざ始めてみても
目的達成までに多少の不安は訪れます。 

失敗した時のリスクを考えると、
やりたい事が有っても
やらずにいる人がいるかも知れません。
年齢が上がれば尚の事です。

しかし又、
望ま無くても「やらにゃーならない」
時があります。

現実は小説とは違い、
結果は約束されていません。
必ず望む結果になるとは限りません。

必ず成功するとも、又
必ず失敗するとも
言え無いのです。

でも、
人生に限りが有る事だけは不変です。
そして、
自分の自由意思で確実に出来る事が有る
のも確かです。

2020年の行く先に
未だ知らぬ何かがあろうが、
冒険者たちよ怯むんじゃねぇ!

……それでは今日はこのへんで
またブログでお会いしましょう✨

   夏の真昼

本日のBGM:アントニン・ドヴォルザーク『新世界第4楽章』

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小説『フーガ遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
https://natsunomahiru.hatenablog.com