月曜から夜ふかししても「横浜です」

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日本テレビの『月曜から夜ふかし』という番組で
何回か取り上げられたテーマに
《横浜の人は出身地を尋ねられると、
 何故県名の神奈川と言わず
『横浜です』と答えるのか?》
というのがあったと記憶している。
毎回、どの人に尋ねても横浜の人は
出身は「横浜です」と答える。
何回目かの放送で、
横浜マダム数人のグループに
インタビューのマイクが向けられた。
(結局それが「横浜です」問題完結となったと思う)
マダム達は異口同音に
「横浜です」と答えた。
『こう答えるのは当然ですよ』という
朗らかな笑い声も同時に響いている。
それを観て
出演者のマツコデラックス(敬称略)は、
「横浜の人の横浜愛はすごいわね~」
と、御納得の感想を声にした。
すんなり納得というよりは、
『もう、そこまで言うなら……』
という感じでしたでしょうか。

浜っ子の横浜愛は、
やはりその歴史文化への愛でしょうか。
開港、文明開化、
港の景色、洒落た建造物、
モダン(ハイカラ)な街並み……。

ハマっ子なら誰もが歌える《横浜市歌》の
作詞家は、あの森鴎外である。
歌詞に
『されば港の数多かれど、この横浜に
 勝るあらめや』
というフレーズがある。
訳すと(日本には)「港の数は多いですけれど
この横浜以上にスゴい港はあるでしょうか」
(無いですね)という意味だ。
横浜港は、自慢の港なんです。

横浜出身の著名人は
出川哲朗(敬称略)、RIKACO(敬称略)、
おすぎとピーコ(敬称略)、米倉涼子(敬称略)など、
皆、魅力的でしょ。

未だ横浜を訪れた事の無い方は、
是非一度訪れて頂き、
横浜の魅力を味わって頂きたい。

また、横浜の魅力を味わえる
書籍として紹介したいのが、
幻冬舎ルネッサンス出版の
『我が故郷はヨコハマなり』だ。
明治38年横浜に生まれた
大橋二郎の著作エッセイを、
御子孫が2009年に自費出版された。
今も変わらぬ横浜の魅力を
爽やかに味わえる一冊。
「ハマっ子は何故かくも横浜を愛するのか?」
という疑問をお持ちの方、そして
「横浜を愛してやまぬ」ハマっ子達にも
お勧めします。


……それでは今日はこのへんで。
またブログでお会い致しましょう✨
   夏の真昼

本日のBGM:横浜市歌

ご意見、ご感想をお寄せください。

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夏の真昼 著 小説
『フーガ 遁走曲~白薔薇婦人が愛した庭~』
1980年代のヨコハマを舞台にした物語
是非一度お読み下さい。
ネットで読めます。
https://natsunomahiru.hatenablog.com